鍔 雨龍の図

 昨日は仙台で「東北六魂祭」が開催され私も家族とともに見にいったのですが、あまりの人の多さと暑さにこりゃもうダメだ状態、お祭りを見るどころじゃなく私一人ドロップアウト、駅前にある馴染みの飲み屋さんに緊急避難しビールを飲みながらお祭りが終わり家族からの連絡待ちをしていたのですが、家族と合流してからが大変でした。
 バスはもう長蛇の列、来るバスも満員状態でしかたなくタクシーで帰ることに、しかしタクシー乗り場もこれまた行列、1時間待ちでなんとかタクシーに乗り帰宅。
 しかも家族に聞いたらあまりの混雑ぶりに「ねぶた」も「竿燈」も危険防止でパレードは中止になったとのこと、ありゃりゃですね。
 
 さて昨日に引き続き今日も暑かったですが、第三日曜日は仙台大観音プラザで骨董市がありますので朝から大観音へ。
 今回は、刀装具に詳しいAさんに最近手にいれた鍔を見てもらおうと思ったのですが、幸いAさんも朝から来ていて早速鍔を見てもらうと。
 
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 明らかに仙台金工物の鍔、雨龍の図ですね。
 縦67㎜×横62㎜ですから脇差用の鍔です、材質は鉄。
 Aさんによると駒井系か渋谷系、おそらく渋谷系の工房作品では?とのことでした
 (私は草刈系かな?と思ったのですがそうではないようですね、銘がはいっていれ
ば良かったのですが残念ながら無銘。でも出来はなかなか良いです。)
 材質が赤銅であれば価値的にはワンランク上になるのですが、まあ仙台金工物
の鍔を入手できるというのはなかなかないのでこれはこれで良しです。