先日リサイクルショップで購入した「世界の傑作機」シリーズ2機のうちの
1機、1/144メッサーシュミットBf109K‐4戦闘機を作ってみました。
例によって説明書の日付を確認すると2006年7月発行の文字が!
今から13年前のキットです。
ネットショップを見てみるとこの手の古いキットはけっこうプレミアム価格
が付いていたりします。
私が持っているウイングクラブコレクション等のシークレット品とかだと
物によっては数千円で売られていたりするのですが、こういうのはどうしま
しょう。
けっこう平気で作っていますが、まあキットは作ってなんぼですからね。
さて今回作ってみましたBf109K-4ですが、第二次世界大戦末期のドイツ
空軍の戦闘機です。
性能は良かったようですがその頃のドイツでは飛ばす燃料もなければ、この
機体を使いこなせるパイロットもいないというなんとも残念な機体です。
(例えるならばガンダムに出てくるジオン公国のゲルググのようなものです
かね。マニアにしか分からない例えですみません。)
このヘルマン・グラーフという人は最終撃墜スコアが212機というドイツ
空軍のなかでは超エースなのですが、敗戦後ソ連の収容所に4年半抑留されて
しまいます。
そしてその抑留中にソ連に媚びるような態度をとったとして同僚のパイロッ
トから猛反発をされ戦後のドイツ空軍戦友協会からほぼ追放されることとなっ
たという、なんとも残念な評価の軍人です。
まあその評価は誤解であり実際のヘルマン・グラーフは不撓不屈の人であ
ったなんていうことがネットに載っていましたが、実際はどうなのでしょう?
さてこのキットは例によって彩色済み、マーキングも塗装済みというお手
軽キット、ハーケンクロイツが付いていませんでしたので垂直尾翼にデカール
で貼ってあります。
Bf109K-4の特徴でもあるキャノピー、エルラ・ハウベもそれらしく出来
ています。
翼下のモラーネアンテナも別パーツで再現されているのですがやはり1/144
スケールでは太すぎる感じです。
真鍮線かなんかで作り直したほうがいいですね。
あと機首がK型にしてはちょっとボテッとした感じがしますかね。
でも当時のお値段、380円を考えればこちらのキットは驚異的かと思いま
す。
同時に購入したのはBf109のF型です、しかもマルセイユ中尉機!!!
そちらも近日作製予定です。