こんな物を作ってみました。A-25A.

 ゴールデンウイークが始まっていますが、私の場合は先週土曜日は居合の稽古、そ

してそれ以降は家でグダグダ。

 明日からは仕事も入っているというのにこれでいいのか!

 どうせ何もしないのならちょこちょことプラモ作りでもしましょう。

 ということで、作ってみましたのがウイングキットコレゥション。

         『A-25Aシュライク』

 

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アメリカ陸軍第13戦闘飛行隊

 こちらの機体は海軍の攻撃機ヘルダイバーを陸軍仕様に変更した機体です。

 発端は第二次世界大戦初頭、ドイツのJu87スツーカの活躍を見て、アメリカ陸軍

もこんな急降下爆撃機を欲しいぞという要望で、手っ取り早く手に入れるには海軍の

急降下爆撃機を使えばいいじゃん!というなんとも安易というか合理的なアイディア

でSB2CヘルダイバーをA-25Aとして採用したわけです。

 基本的には海軍のヘルダイバーと同じ機体、一部陸軍用に手直しされており、当然

空母に着艦する時使用する着艦フックはついていませんので、キットについている着

艦フックのパーツは使いません。(組立がちょっとだけ楽になりました。)

 今回一応資料として使用したのが文林堂「世界の傑作機 SBDド-ントレス,SB

2Cヘルダイバー」という本です。

 偶然持っていたのですね。

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 A-25Aの写真もバッチリ載っています。

 それで説明文をよ~く読んでみますと。

 「ピトー管は海軍型とまったく違うかたちのものとなっている。」とあるではありま

せんか!!!

 確かに海軍型のピトー管はクランクシャフトみたいにカクカク曲がっていますが、

A-25Aは真っ直ぐの棒、うわーどうしよう。

 このまま知らんぷりでもいいのですが、やはり気になる。

 しょうがないので接着した海軍型ピトー管を強引に引っぺがし、0.5㎜の真鍮線が手

元にありましたので適当に切ってセメダインで接着、あとは黒でこれまた適当に塗っ

て完成。

 

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ピトー管を陸軍型に変更(でっち上げとも言う。)

 

元々が同じヘルダイバーとは言え塗装が違うだけでイメージがかなり違う機体となり

ました。

 そして作っていて(そんな大層な作業ではないのですが。)感じたのがこのキット

胴体の左右を貼り合わせるのがけっこうしんどいです。

 座席を入れて貼り合わせようとすると上手くいかない。

 座席を入れないとピタッといきますので座席がどこかに干渉しているのでしょうね。

 私の場合は座席をちょっとヤスリで削り、あとは接着剤をつけて両手で胴体を押さえ

て強引にくっつけましたが。

 完成すると、わりと大型の機体ですから見栄えはします。

 今回は色々と変なところでトラブリ時間がかかってしまいましたが、完成機は私好み

でニマニマしながら見ております。