左久作の槍鉋

 昨日のブログで触れました、左久作の槍鉋です。

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 先代の左久作の槍鉋です。

 それでこれだけならば、先代の作だねぇ~~。今となってはなかなか手に入らな

いよねぇ~~。で終わりなのですが・・・・・。

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 箱書きに『遺作』とあるではありませんか!!!!

 しかも箱の蓋の裏書きにも先代左久作の槍鉋で遺作であることがしたためられて

います。

 この箱書きを書いたのはおそらく現在左久作を継いでいる池上善幸さんではないで

しょうか?

 想像するに、お父さんの池上喬庸さんが亡くなられた時に鍛冶場に残っていた作品

がこの槍鉋で、善幸さんが箱書きして遺作として出荷されたのではと思います。

 これはとんでもなく貴重ですよね。

 近頃、剣鉈とか剣先とかちょっと小刀から外れた物を入手するケースが多いのです

が、今回の左久作の槍鉋はかなり高ランクの品でした。

 今年は御朱印をいただく為、神社を色々と参拝していますのでそれの御利益が早速

きたのかもしれません。